アトピーでもキレイになれる!

幼少期から成人まで重症アトピーを患っていた、子持ち美容コスメマニアです。アトピーに良いものを研究しつくし、独自のセルフケアで現状はツヤ肌を維持!『アトピーだって絶対キレイになれる!』を実証します!

【アトピー治療】病院の選び方!皮膚科によっては完治も夢じゃない。

アトピーの治療にあたって、どんな皮膚科に通うべきか悩んだことってないですか?私もアトピー治療にあたっては、本当に病院は何件も回りましたね。

 

大きな有名な病院や、小さな町医者とかも、両方行きました。みなさんももちろんアトピーを治したい一心で通うと思うんですが、実際どういう病院に通うのがいいんでしょうか?どんな病院を選ぶのが、アトピー改善につながると思いますか?

 

アトピー治療は皮膚科・病院選びがかなり重要なポイントになってきます。というか変な病院に長い事お世話になってしまうとあなたのアトピー人生も変わってしまいます

今回は、重要な皮膚科選びについて私の経験からですがちょっとお話しします。

 

 


 

◆大病院・総合病院のメリット、デメリット

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まずはよくある疑問、「大きい総合病院と小さい個人病院、どっちに通う方がいいの?」について。どちらにもメリットとデメリットは有りますので、見ていきましょう。
 
まずは大病院。
 
ここのメリットは、漢方外来や皮膚科などとにかく色んな専門の科があるので、一気に見てもらいやすい。大きな病院内で横のつながりがあるから、色んな病院を回るより一度で済んだりもする。
 
そして有名な先生や腕のいい先生がおられる確率も高いような気がします。あと、色んな治療法をまんべんなく勧められたり、個人の医院のように独自の偏った思考の先生が少ないような気もします。
 
ただ・・・デメリットは とにかく通うのが面倒!
 
何が面倒って、病院自体が大きすぎて待ち時間がとんでもない事になったり、内科とかが一緒になってるので、受付や待合で風邪菌を貰う不安が私には大きかったです。
 
なので、アトピー治療で定期的に通うことを考えたらちょっと足が遠のいていきました。あくまでも私の場合ですがね。
 
 
 
 
 

◆小さな町医者のメリット、デメリット

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次は町のお医者さん。
 
このメリットはさっきと真逆で何より通いやすい!!これにつきます。
 
今現在私が通っている皮膚科はふたつあるんですが、その内のひとつはチャリで数分のところにあります。古くて、本当に近場のご近所さんしか知らないような皮膚科。しかも田舎過ぎて設備がまだ整ってなくて、いまだに院内処方なので診察代もお薬代もまとめてなので安い。
 
近場だと待ち時間も調整できたり、あとはやはりジャンルが皮膚科なので風邪菌を貰う心配があまりない・・・笑
 
デメリットは、さっきの総合病院の先生のように、豊富な知識や色んな治療法を勧めてくれる先生が少ない場合もあります。
 
よくあるのは「アトピー治療にはステロイドを絶対に使うべき!!」という絶対的な信念を意地でも曲げない先生。
 
ちょっとでもこちらがステロイドの使用に不安を持ったら、説明無しに
 
「あっそ!じゃあ何しにきたの?ほかの病院行けば?」
 
みたいな、頭ごなしな感じですね。個人病院の院長先生は自分のお城のような感覚で経営されてるワンマンな先生もおられる事も事実です・・・。(いや、ものすごく良い先生ももちろんたくさんおられますが。)
 
なので、当たり外れがある場合が多々あります。
 
 
 
 
 

◆皮膚科選び方の重要なポイントはコレだ!

じゃあどっちなんだよ!!ってなりますよね。先ほどもチラッと言いましたが、私は今は二つの個人病院にお世話になっています。なんで二つ?と思われるかもですが、自分の中で使い分けています。
 
ひとつは、さっきお話しした徒歩や自転車で行ける距離の皮膚科ですが、ここは特別アトピー治療がすごい!とか、腕がいい!とかはあまり思えなくて、地元でもそんな有名でもないんですがそれでもそこに行く理由は、保湿剤が無くなった時などに保湿剤だけ処方してもらいに行ったりする程度の軽い感じです。
 
いつでも行けるし院内処方だし近いし楽ちんなので。
 
 
もう一つの皮膚科は本命の皮膚科医院です。ここは、全国からも来られるようなけっこう有名な皮膚科で、幸い私の家から車で二時間もかからないので定期的にお世話になっています。
 
今まで本当に色んな皮膚科にお世話になったんですが、どこの皮膚科とも治療方針や診察に割いてくださる時間が全然違いました。
 
まず治療方針。
 
今まで通った皮膚科は、悪化した原因などは全く無視して、今の状況をとにかく改善するための処方・・・それが「ステロイドをポンと出すだけ治療」でした。
 
塗ってみて、また悪化したら病院にかかって薬をもらって塗る。大抵の皮膚科でのアトピー治療はこれが主流だと思うんですが、私の病院は「なぜ悪化しているのか?原因はなんなのか?」を徹底的に突き詰めてくださりました。
 
 
もうひとつが、診察に割いてくださる時間です。
 
皮膚科の収益は患者数をこなしてナンボですから、あんまり熱心にひとりの患者さんに時間は割いてられないんですね。でもこの流れ作業的な診療体制が、あなたの本当のアトピーの原因を無視して薬に依存させている根本的な原因でもあるんです。
 
アトピーは原因を取り除かないと、いつまでたってもイタチごっこです。
 
 
 
あなたが今行っている皮膚科は、あなたのためにしっかりと、あなたの話に耳を傾けてくれていますか?先生は、あなたのアトピーの今までの経緯や原因を聞いてくださいますか?薬だけ毎回渡されるだけの先生ではないですか?
 
 
ステロイドを使うか使わないかの判断は、病院選びの基準ではないように思っています。むやみに怖がらず、場合によってはきちんとお薬の力で治すべき時があるんです。
 
ステロイドどうこうじゃなくて一番重要なのは、患者さんの病状や話をしっかりと聞いて、できるだけ薬に頼らずに治す方法をいかに提案してくださるかなんです。
 
「できるだけ薬に頼らずに」って、ステロイド使ってもいいって今言ったじゃん!って思われるかもですが、そうじゃないんです。使う時はしっかり使うべきなんですが、それに依存してしまうのは違います。
 
火事はまずしっかり消火するべきです。しかし、火事の元になってしまう原因を見直さないと、「また火事が起こっても消火器で消せばいいや」になってはだめなんです。火事にならない方法を、時間をかけてでも先生とマンツーマンでお話できるような先生、それが一番理想な先生、選ぶべき皮膚科です。
 
とは言っても、なかなか難しいのは重々承知です。私も何件回った事か・・・。でも、何件回ったっていいんです!!アトピーをコントロールできるのはやはりあなたです。それを二人三脚で歩んでいくための皮膚科選びは手を抜かずにしてほしい、そう思っています。