アトピーでもキレイになれる!

幼少期から成人まで重症アトピーを患っていた、子持ち美容コスメマニアです。アトピーに良いものを研究しつくし、独自のセルフケアで現状はツヤ肌を維持!『アトピーだって絶対キレイになれる!』を実証します!

漢方薬はアトピー治療で効果を得られる?ステロイドの併用は?

アトピーの方で、漢方薬を試した方って多いんではないでしょうか?私は中学生の頃、アトピー治療で色々ツムラの漢方薬を飲んでいた記憶があるんですが昔のコトすぎて、どんな種類を飲んでいたか忘れてしまいました・・・。

 

そして今現在、また新たに皮膚科に通い始めて十何年ぶりくらいに改めて漢方薬を飲んでおります。久々に漢方にお世話になっているので、今日は少し漢方薬についてお話しますね!

 

 

◆漢方薬って何?アトピーに効果があるの?

まず漢方薬は、西洋医学の一般的な塗り薬や飲み薬に比べると、比較的に副作用の心配が余りありません。

(完全にないわけではないです。漢方の種類が自分に合っていなければ副作用が出る場合もありますが、ひとつひとつ把握しておりませんのでご容赦ください・・)


逆に言うと、西洋医学ではないのでステロイドのようにアトピーに対して即効性もありません。

 

「そんなの頼りない!アトピー治療に効果がないんじゃないの?」


いいえ、漢方薬は決して気休めではありません。

 

大切なのは、自分に合った漢方薬を長く続けて飲むという事なんです。

 

 言い換えれば自分に合わない漢方薬をいつまでも飲んでても意味がないのです。この見極めが、漢方薬では大事になってきます。

 

 

 

◆自分に合う漢方薬の選び方がわからない!

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漢方にはその人その人に合った物、いわゆる「証」というものがあって、証とは西洋医学で言うところの「病名」みたいなものです。


今はネットや本でも、証について詳しく書かれていますのでそこである程度自分の症状やタイプがわかる場合もあります。

 

 

しかし、やはり漢方の専門医に診ていただく方が的確です。なぜなら、漢方薬は一般的な薬のように病状だけ診て処方されるのではなく、その人の病状と体質などを総合的に見て処方されるものだからです。

 

ですので、本格的に漢方薬での治療をお考えの方は、やはり漢方専門の先生に相談されることをおすすめします。

 

 

 

◆漢方薬が合わない?見極める期間は?

まずは飲んでみて、しばらく続けてみて、合わなければ切り替えましょう。

 

自分に合わないというか、症状が全く改善されなければ次に行った方がいいです。おそらくそのまま飲んでいても意味がないかもしれません。

 

では一体、目安としてどれくらいの期間飲み続けたらいいのか?私が皮膚科の先生に言われた事は、

「最低でも二、三週間続けて飲めばそれなりに効果があります。一ヶ月ほど飲んでも何も効果がなければ他の物に切り替えてみましょう。」

です。

 

もう一つ先生がおっしゃったことは、一度に複数個飲まない。(そりゃそうですよね、何が効いたかわけわかんなくなりますよね・・・)

まずは漢方薬の専門医と相談して、処方されたものを根気強く続けてみましょう。

 

 

 

◆漢方薬でアトピーが本当に治るの?

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結論から言うと、漢方薬は体質改善の目的だと思って頂いた方がいいです。

 

「アトピーに直接効く!効果がある!」というよりも、じっくりと根本的に体質を変えていくイメージです。

 

アトピーの原因は人それぞれで、例えば冷えによる血流の悪さからアトピーが発症している人もいます。他には、過度なストレスや疲れでアトピーが発症している人もいます。

 皮膚の状態も様々で、乾燥からバリバリにひび割れている人や、浸出液でジュクジュクの人もいます。

 

その原因となるものを漢方薬によって緩和してあげることが、体質改善なのです。

 

自分に合った漢方薬を飲む事により、アトピーの原因となるものに対しての体質改善が期待でき、結果アトピー改善に効果的であるということです。

 

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そして現在ステロイド治療中の方は、一気にステロイド治療をやめて漢方に移行するのではなく、

漢方薬をうまく併用していくことで、漢方治療をしつつ体質改善をしながら、徐々にステロイドの量を減らしていくことも可能です。

 

そうすることで、自分にとって一番負担のないような方法でステロイドとフェードアウトが出来るのです。漢方薬を上手に使って、アトピーの完治を目指しましょう!